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「ムーニーズ」動画出て嬉しいので「ODD FOOT WORKS」感想 その1

「ムーニーズ」の動画が出たぞ!!!!ウウワアァーーーッ

 

 


ODD FOOT WORKS - Mooneyes(Music Bar Session)

 

クリックした瞬間に、アァァ!!「スピンコースター」の!!おどふっとさん売れた!!と思った。売れたからこの動画が出たという意味じゃなくて(いや売れているけど)、これからもっとさらにどんどんたくさんの人がおどふっとさんを探す、その時に見つかる動画だ…!!と思った。

 

何かで…イベントでラジオでTL上のサブスクのリンクで偶然おどふっとさんに触れてようつべで彼らを探すひとをこの曲が迎え撃つところを想像してニヤニヤしてしまう。この明るくて甘いバイブス…現行最新曲「KAMISAMA」とのギャップ…ウッフッフ…「ムーニーズ」はいいぞ…!!!!

というわけで思い立ってこの曲が収録されているアルバム「ODD FOOT WORKS」の感想を書く〜〜〜!!ウワァァ〜〜〜!!

 

「ODD FOOT WORKS」


踊Foot Works-1st mini Album 「ODD FOOT WORKS」【予告編】

 

2017年3月12日フリーダウンロードでのリリース(!)。

収録曲「夜の学校 feat. もののあわい」でボーカルを取るもののあわい(現アーティスト名:宗藤竜太)さんと繋がりがあった赤い公園津野米咲さんがこのアルバムを宣伝し、それを聴いた三宅正一さんに見初められ数日後のライブが決まり…というのは有名な話だと勝手に思っている、違ったらごめんなさい、のだけど、とにかくそういうびっくりアルバム。いやフリーダウンロードて。「卒業制作みたいな」「反応があるだろうとは思っていたけどなかったら辞めようと思った」「『音楽辞める』がテーマだった」みたいなことをインタビューで語られているのを見てびっくりした記憶がある。それだけ自信があったというようにも読めるし、何か希望みたいなものとして、祈るような気持ちで作っていたというようにも読めるな〜と勝手に思った。

「良心」と言ったら言い過ぎかもしれないけど。

いやそんないいもんじゃないんで…とか言われそう。

 

他のアルバムに比べてどこか少しあどけなくて、より感傷的で、賢くてひねていて陰キャで湿っぽくてでもワクワクと予感に満ちた自然発生の炎のようなファーストミニアルバム「ODD FOOT WORKS」〜〜〜!!

 

01. 終着駅

いやもう1曲めのタイトルが「終着駅」なのがもうさ〜!ツッコミ待ちはこの時にすでに始まっていたのだ…と思う。シンセが白玉で鳴って柔らかいふなきさんのボーカルが乗り、ギターが歪み、少しずつビートが滞っていって、「俺しかいない」のリリックの通り(?)、アウトロで謎の逆再生のようなメロディーと土着的で民族的なコンガとリズムが残る。異世界。トレイラーで林檎かじって泡吹くぺこりさんのイメージと相まって最初ちょっと怖かった。この曲の存在がこう…只者じゃない感じ、一筋縄では行かない感じ、簡単に語らせない感じをめちゃくちゃ担保していると思う。防波堤のような。

あまり関係ないと思うけどぺこりさんが何かwebCMか何かで作ってらしたトラックがかなりこれの雰囲気に近いなあと思った覚えがあって、ホーウこういう民族っぽい音楽がお好きなのかな?と思う。「SEASONS」のアジアっぽい響きとかも然り。

 

02. Tokyo Invader


踊Foot Works / Tokyo Invader (LIVE TOKYO INV.)

おどふっとさんの初期の代表曲にして永遠のアンセム、上の動画をクリックしてくれたら話は全て終わってしまうんだけど、わたしは基本この手のブログのこの手の動画をクリックしない人なので(性根がひねくれている)、最悪クリックしなくてもいいです…いやしてほしいけども…。

今この曲を聴くと、甘い!!って思う。ポップといってもいい。歌ものっていう人もいるだろうし、リップやキックっぽいっていう人もいるだろうし、ヒップホップとしてというより普通にJ-POPというかポップソングとかシティポップとしてプレイリストに入れて聴く人もいるだろうしとにかくそういう請求力の高い、はちゃめちゃポップで人気者のおどふっとさんを担う曲。愛され。

コードがjust the two of us進行なんだったかな(違ったらごめんなさい)。

あっそうそうR&Bのギターってこんな感じだな…!と思わせる柔らかく刻むギターからベルっぽいかわいい感じの鍵盤、ふなきさんぺこりさんのVOXまで全部が甘くてポップで万人におすすめたい曲…。基本ループなんだけどフローやメロディーの展開が豊かで飽きさせないところもすごい。

「悪いポップは媚び、いいポップは思いやり」とは我らが宇多田ヒカルネキの言葉ですが、もう、「いいポップ」のお手本といってもいいような曲なんじゃないだろうか。

「週末メッセンジャー あいつは今日からプロフェッサー」というリリックもすごい。最初聴いた時、「プロフェッサー」って言った…?何その賢すぎて拗らせたオタクみたいな語彙…?さては変なアーティストだな…?!と思ったのを昨日のことのように思い出せる。

あとこれ、きいちさんがトラック作りを始められて最初に完成した曲で、しかも「メンバーが待っている」と思いながら就活帰りの電車で作っていた曲?というのを何かで見て、何そのエモーショナル以外の何物でもないエピソード…となってしまった。

本当にみんな聴いてくれ〜(結局)

 

 

 

途中まで!明日続き書きます!