ひとをころした(もしくは「KAMISAMA」とのひとつの夜道)
フォロワーさんがおなくなりになった。暗い日記です。
殺してしまった。
ふぉろわーさんもう何も話さない。
これからずっと一緒なので羨ましい。PVのおふたり。思春期。殺しても殺さなくてもいいし殺されても殺されなくてもいい。きみ次第だ。ハッピーエンドだったんだな。ずっといっしょにいれますようにの願いは誰?それを知るのはだれ。破り散らかされたレシート。べたべたのサインペン。晒されて色褪せる。河原には斜めの太陽。ほろびのまえの明るい。彼は最初からずうっと付き合ってあげている。とてもロマンチックだ。出会えたんだな。どこまでも。観たよ。じぶんの鼓膜つんざいてそのぬるい箱。頭がおかしいからじゃない。プールサイド折り返しゴールのゆるされない壁をぎりぎりまで頑張って行った、泳いで帰ってきた。
こんなにどこにも行けない。
よくなかった。
そうじゃなかった他のひとは良かった。そのひとはわたしを見たし、わたしを見た。なので滅多打ちにした。わたしの世界にいないひと。その人もじぶんでじぶんのことなかったことにしてしまった。あーあとなった。なんてつまらない。わたしはブラックホールの高架、螺旋に空いた穴に吹き溜まる嵐に巻き込まれて足が動かなくなるまで歩くし、笑いながら歌いながら十三階段のステージで踊る。ドリンク代は600円です。
はあ。ペコリさんの真似しようと思ったけど疲れたしくだらないのでやめます。
天才の真似するのシンプルにきつい、なぜなら天才ではないので…。
嫌な予感はあったけど驚くくらい悪気なく絡んでくるからつい殺しちゃったな。
わたしね実はツイッターじゃなくて人間なんですよ。
楽しんでてくれて嬉しかったよ。
でもやっぱほんとそのへんのおばさんと一緒。
想像力もセンスもプライドもなくただ受け取って悦に入ってこれの良さがわかるワタシっつってもうほんとね。無防備。無邪気。
わたしに話しかけて一人で気持ちよくなっちゃってるの見てもう普通にオエって萎えちゃいました。ゴメンね。
お金もらえたら良かったんだと思うんだけど。
ずっと韻シストのそばにいてあげてね。
ああ!わたしは本当に懲りた。
いい感じに、自分も傷ついたみたいな気持ちになって3キロ歩いて帰る間ずっと「KAMISAMA」を聴いてた。ゴール見えない夜道ね。似合いますね。
うねりとどろいて進んだ分だけの皮を脱ぎ落とし積み重ねて延々同じフレーズを繰り返すサックス、烟っているだけなのに消えない聴き取れないコーラス、滞って蹴つまずいて進めないビート、カラカラ廻り続けるメロディーの三連符に、「次はどうすればいい」とかいう珍しいほど感傷的なリリックに、わたしはこれを歌っているだれかの「ここにいられない」「どこにも行けない」という声にならない叫びを聞く。
つってそれっぽいこと言ってるだけで普通に左遷されてやりたくもない仕事してる私自身のことなんですけどね〜〜〜!!!!!!!!!笑う。
あなたはどうですか。
ここまで読んでなおわたしと接したいと思う稀有なひとはぜひツイッターで話しかけてくださいネ!ウフフフフ。
あとこういうこと考えててつい雑誌のペコリさんを思い出した自分をキモって思って殺しました。
「ムジカ」買った?
買ったという感心なあなたはもう一回「CDジャーナル」のインタビューと読み比べてみてください。アプローチ。反応。展開。こんなに違うんだな。と私は思いました。
買ってないというあなたは今すぐタワレコなりブックファーストなり行って買ってきてから出直してきてください。
読み比べたりしないとしたって持っておいたほうがいいよ。
将来的にメルカリで10万円で売ったっていい。
自分でわからない自分のことを他の誰かにわかるはずがない、
ということを私たちはいつだって一瞬で忘れ去って、
自分がそれを空だと信じきってる曇って濁った壁で他人を押しつぶそうとする。
ねえオドフットさんを愛する可愛いあなたさま、
ここをみてくれてるあなたは、今2019年7月のネカフェでこれを書いているわたしの何年後を生きてるんだろう。
そんなに遠くないといいんだけど。
分かった気になって、ペコリさんに怒られたいね。
そこにいるわけじゃないからって。
耳栓とアイマスクをしておやすみね。
どうか、良い夢をみてください。
踊Foot Works - 「KAMISAMA」 (Official Video)